6月活動報告


梅雨空の6月15日(日)の午後、支部月例の鑑定鑑賞勉強会が市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。
講師は日頃からお世話になっている岩田隆先生です。肥前刀1、山城伝短刀2、備前伝太刀2の名品を御持参頂きました。
岩田先生、いつも有難い解説を有難うございます。
鑑定会に先立ち、芝田支部長から支部の運営などにつき改善案が提起され満場一致で可決されました。
① 支部鑑賞会は毎月行う 8月、12月は支部員が持ち寄る相互勉強会にする
② 理事2名追加する 野田の松本さん、市川の橘さん
③ 支部員募集のチラシを作成、関係先に配布する
また 先月の見学参加の方が一名正式入会されました 市川市の広報を見て、見学者一名参加 支部員紹介で柄巻の職方の方が見学に参加

令和7年5月支部鑑賞会報告

初夏を思わせる陽気の5月18日の午後、市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できました。
今回はつるぎの屋店主の冥賀吉也先生に講師をお願いしました。今年の2月に続き、新々刀の名品五口を御持参頂きました。
薩摩2と江戸3で、5月11日まで刀剣博物館で開催された江戸三作展に匹敵するような内容でした。
繰り返しになりますが新々刀は水心子以降およそ百年の間で①元禄頃からの平穏②涛乱刃の流行③復古刀の浸透④勤王刀の流行⑤廃刀令までの時期があり、
作風の変化がある、と。凡その共通点としては重い、長い、無地鉄風、足が刃先に抜けるなどがある、と。

本日は見学参加の方が2名参加されました。写真のように会が若がえり、賑やかなのはいいですね。
冥賀先生、いつも有難うございます。先生は御多忙過ぎて、残念ですが先生の鑑賞会は今年もうありません。
次回6月鑑賞会は15日午後、市川市文化会館で岩田隆先生にお願いしております。奮ってご参加ください。 (管理人)


令和7年4月活動報告

令和7年4月20日(日)の午後、月例の支部鑑賞会・勉強会がいつもの市川市文化会館で20名弱の参加を得て開催できましたので活動報告とします。
新支部長の芝田さんから就任の挨拶後、講師の藤代龍哉先生をご紹介して開会しました。先生は無銘2口を含む新古の名刀5口をご準備頂きました。
無銘品はあまり鑑定会には出ないとのことですが、これも勉強と、あえてご持参いただき、柄を外しての鑑定となりました。
藤代先生、いつも有難うございます。ご参加の皆様、熱心に入札、鑑賞、勉強、雑談いただき有難うございました。
当HPを見て千葉県内の方が見学に来られ、その場で入会されました。刀をお持ちで、本格的に勉強されたいとのことです。皆さんよろしくお願いします。
寒暖差激しく天候不順の3月が終わり、躑躅、鯉のぼりが目に入る刀剣日和のいい季節になりましたね。
次回は5月18日午後、講師は冥賀先生の予定です。皆さん奮ってご参加下さい。
(HP管理人)


令和7年3月活動報告

寒の戻りのような冷雨の3月16日(日)の午後、支部月例の鑑定鑑賞勉強会が市川市文化会館で15余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。
講師は日頃からお世話になっている岩田隆先生です。特重3重要1無冠1の豪華名品を御持参頂きました。内訳は堀川2、山城古1、山城新1、越前新1でした。
岩田先生、いつも有難い解説を有難うございます。信國の銘写真も準備下さり、感謝です。
次回は4月20日(日)午後、市川市文化会館で藤代先生の予定です。
本日 市川市在住の方が入会されました。居合を嗜むとのことで居合刀などをお持ちとのことでした。皆さんよろしくお願いします。

令和7年2月支部鑑賞会報告

春一番のあとのポカポカ陽気に恵まれた2月16日の午後、市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できました。
今回の講師はつるぎの屋店主の冥賀吉也先生にお願いしました。新々刀の名品五口を御持参くださいました。
薩摩1、大坂1、江戸3(固山、信秀、細川)を代表するような名品でした。新々刀らしく、いずれも健全、豪快で重さ、重ねもたっぷりでした。
新々刀の概説、個々の特徴、入札の要点など いつもながらの絶妙な解説に参加者は頷くばかり。
新々刀はおおよそ百年であり、大別すれば①最初期の新刀からの流れを汲む時期②涛乱刃の流行る時期③復古刀が浸透する時期④勤王刀が流行る時期
⑤長寸から定寸に戻る明治四年の廃刀令までの時期になり、微妙に作風の変化があると。共通点としては重い、長い、無地風、足が刃先に抜けるなどがある。
出題の薩摩は裸沸が目立ち、芋蔓はわずかで大切先の脇差、大阪は涛乱を引き継ぐも本歌よりはゆるやかで切先のび心の脇差、江戸3点はいずれも長く重くかつ丁子が華麗な刀でした。
細川には生刃が僅かに残っていました。高得点者には刀剣博物館の招待券、冥賀先生から刀剣関係の図書が贈られました。
今回のテーマは3月8日から刀剣博物館で開催される江戸三作展を意識されたとのことでした。冥賀先生、いつも有難うございます。
なお開催に先立ち、2月9日に急逝された前支部長の生前を偲んで参加者一同黙祷を捧げました。
鑑定会のあと、臨時の総会が開催され、満場一致で芝田さんが新支部長に就任されました。
次回3月鑑賞会は16日午後、市川市文化会館で岩田隆先生にお願いしております。奮ってご参加ください。


令和7年1月 年次総会と新春鑑賞会報告

令和7年1月19日(日)、千葉県支部の年次総会と新春名刀鑑賞会が市川市文化会館で青木支部長、千葉県東部支部長ほか二十名弱の参加を得て開催できましたので、報告します。総会では支部の活動方針確認、前年の事業報告・会計報告、新年の事業計画・予算などが審議され、委任も含め満場一致で可決されました。意見交換としては会員増加対策、広報宣伝のあり方、支部ホームページの課題、HP向け資料提供、鑑賞会開催曜日の見直し、有志勉強会のあり方などがありました。支部の顧問で日刀保専務理事の柴原様にもご臨席いただき、協会本部の状況、刀剣博物館の入場者増加、篤志家からの名品寄贈などをご紹介いただきました。総会後は鑑賞会に移りました。協会本部からは荒川学芸部博物館事業課主任にお越しいただき、重美を含む五口の名刀を御持参頂きました。例年通り一本入札二名連記としました。鑑定刀は肥後太刀、長船太刀、山城脇差、堀川刀、江戸新々刀の名品でした。入札後は、荒川先生から回答、解説、講評を頂きました。75点の天位以下 得点上位者には例年通り青木支部長からお年玉が出ました。荒川先生には新年早々で御多忙の中を千葉県支部にお運びいただき有難うございました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
次回は2月16日、次々回は3月16日を予定しております。奮ってご参加ください。

令和5年5月支部鑑賞会報告

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