令和5年鑑賞会
秋晴れに恵まれた令和5年11月19日(日)の午後、11月の支部鑑賞会が市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できましたので報告します。
今回は研磨師の藤代龍哉氏に講師をお願いし、太刀1口、刀2口、脇差2口の名刀を御持参頂きました。
当日は大刀剣市二日目(最終日)と重なり、参加者が少ないことも懸念されましたが、午前は大刀剣市、午後は支部鑑賞会に参加された方もいました。刀剣病ですネ。
なお12月は休会とし、新年1月14日(日)に新年総会、協会本部講師による鑑賞会、新年会を予定しております。詳細は追ってご連絡します。
令和5年度10月支部会鑑賞会
秋の気配が深まる令和5年10月29日(日)の午後、当支部鑑賞会が市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。
今回はつるぎの屋店主の冥賀吉也氏が講師としてお越し下さいました。冥賀先生には第35回大刀剣市準備のお忙しい中をお越しいただき、改めて感謝いたします。その大刀剣市は恒例の東京美術倶楽部(新橋)での開催ですが、今年は11月18日(土)19日(日)の二日間です。例年は金土日ですので、お出かけ予定の方はご注意ください。
なお、11月19日午後は当支部の11月鑑賞会、岩田先生をお招きしての開催予定です。
令和5年9月支部鑑賞会報告
残暑厳しい中、令和5年9月17日(日)の午後、9月の支部鑑賞会が市川市文化会館で20余名の参加を得て開催しましたので報告します。
今回は鑑賞会講師を藤代龍哉氏にお願いし、氏に短刀2振り、刀2振り、脇差1振りの名刀を御持参頂きました。 今回は支部のホームページを見て、最年少、10代の見学者が訪れました。
とても熱心な高校生で自分もあのような時代があったと感慨に浸るとともに ぜひ若い世代にも入会して欲しいと切に思う次第です。 なお10月の鑑賞会は15日午後、市川市文化会館を予定しております。
令和5年7月支部鑑賞会報告
猛暑が続く7月16日(日)の午後、7月の支部鑑賞会が市川市文化会館で25余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。7月は例年通り刀装具鑑賞会としており、今年も刀装具研究で著名な尚友会会長 葉山氏に講師をお願いしました。
今回は鉄鍔に焦点を当てていただき、古今の名鍔30枚を御持参頂きました。
葉山氏からは時代の流れと背景、拵えとの関連から始まり、鍔一枚一枚の解説、見所、類似流派間の細かな違いなどを丁寧に解説して頂きました。鉄鍔三昧の午後でした。
余談では購入時のべからず格言、手入れ、保管、鑑賞の心得を頂きました。
衝動買いせず三日三晩は熟慮すること、鉄鍔も原則は手袋を嵌めての鑑賞とすること、手入れには顔の脂より丁子油が望ましいことなど 目から鱗、いやその通りといった声が会場から聞こえました。
散会後、支部役員に残って頂き、ホームページ開設の準備状況、意見交換を実施しました。
大筋で合意があり、公開によるさらなる意見徴収と改良、原稿作成の輪番、刀剣刀装具写真の吟味が話し合われました。
なお8月鑑賞会は夏休みとし、次回は9月17日(日)午後、市川市文化会館で講師に藤代先生をお迎えしての開催予定です。
令和5年6月支部鑑賞会報告
梅雨の中休みとはいえ真夏日のような6月18日(日)の午後、支部鑑賞会が市川市文化会館で25余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。
今回は著名な刀剣研究家の岩田隆氏に講師をお願いしました。堀川一門、山城古短刀、大阪新刀脇差の五口を御持参頂きました。
ホームページは公開に向けての最終段階です。 もう少しお待ちください。 理事のF氏が「写真でわかる刀の見方・鑑賞の極意 松本啓之亮著」の最新刊をご持参されました。
刀剣の写真撮影はいろいろノウハウが必要ですが、写真家ならではの明瞭な写真が沢山、タイトル通りで鑑賞のツールになる感じでした。 7月は16日(日)午後 市川市文化会館の予定です。刀装具、小道具の鑑賞会になります。
手袋、ルーペをご持参ください。
令和5年5月支部鑑賞会報告
今回はつるぎの屋店主の冥賀吉也氏に講師としてお越しいただきました。
また本年1月の総会で協議された普及広報活動として、市川市広報誌への掲載が6月になること、ホームページ開設の進捗が報告されました。ホームページの内容、経費については参加各位の賛同を得ました。
ただしホームページ作業は複数で行うこと、貴重な文化財を扱うので、新人には身元照会・身分証の提示を求めることが提起されました。
令和5年1月15日活動報告
小春日和が続いた令和五年一月十五日(日)、千葉県支部の年次総会と新春名刀鑑賞会が市川市文化会館で青木支部長以下二十余名の参加を得て開催できましたので、報告させていただきます。
総会では弊支部の活動方針確認、前年事業と会計報告、新年事業の計画・予算などが審議され、委任も含め満場一致で可決されました。総会時の意見として支部の発展(普及啓蒙や支部会員の増加も含む)に向けて支部ホームページの開設再検討、文化会館広報誌の活用、新人教育の充実などがあげられました。
弊支部の顧問で協会専務理事の柴原様にもご臨席いただき、協会本部の状況などをご紹介いただきました。総会後は新春名刀鑑賞会に移りました。 協会本部からは小祝大輝学芸部付調査課学芸員様を講師に派遣して頂き、特重を含む五口の名刀を御持参頂きました。古伯耆、大和、山城、江戸、薩摩の名品でした。入札は新春恒例の一本入札二名連記としました。
各自御刀を手に取り、記憶を辿り、刀剣書を繙きの悪戦苦闘のなか入札を終えました。入札後は、小祝講師から解説、回答、講評を頂きました。小祝様には新年早々またコロナ禍の大変な時期に名刀を担ぎ貴重なお手製の資料も併せて弊支部にお運びいただき有難うございました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
千葉県支部は今年も八月と十二月を除き九回の刀剣鑑賞会と一回の小道具鑑賞会(七月)を市川市文化会館で開催する予定です。
近隣の他支部諸兄におかれましても、お誘いあわせのうえ当支部鑑賞会へ御参加頂ければ幸いです。 コロナ終息をねがいつつ本年もどうぞよろしくお願いいたします。