令和6年12月勉強会
管理人欠席のため 報告できません 悪しからずですが 重要を含む名刀をご持参いただいときいています

令和6年11月鑑賞会

晩秋にしては暖かい刀剣日和となった令和6年11月17日(日)の午後、11月の支部鑑賞会・勉強会がいつもの市川市文化会館で20名強の参加を得て開催できましたので活動報告とします。
今回の講師は藤代龍哉先生です。研ぎ師の視点からはもちろん、先生の豊富な知識、知見、資料が非常にためになります。
今回はずばり鎌倉古刀から明治の近代刀(*)までのオール備前伝をご持参頂きました。

(*)近代刀はあまり使われませんが、御父上の興里先生が以前お使いになり、成程と思いますので、久しぶりに使います。概ね明治の廃刀令から靖国刀を含みます。
現代刀は昭和28年の武器製造法により作刀復活してから現在まで続きます。いかがですか?

藤代先生、いつも有難うございます。今回は特に重たかったでしょう。ご参加の皆様、熱心に鑑賞、勉強、雑談いただき有難うございました。

今年の支部鑑賞会は本日が最終です。会場を貸して下さる市川市文化会館には感謝です。来年もよろしくお願いします。

なお12月15日には有志勉強会をいつもの時間・場所で開催予定です。開催次第などは当HP令和6年8月の活動報告内容に準じます。名品、難品、珍品をご持参のうえご参加下さい。
一気に寒くなりました。皆様どうぞご自愛ください。


令和6年10月鑑賞会


好天に恵まれた10月20日(日)の午後、支部勉強会が市川市文化会館で10余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。いつもより参加者が少ない分、ゆっくりと鑑賞出来ましたが少々寂しいですネ。次回の盛況を期待します。講師は日頃からお世話になっている岩田隆先生です。特重1重要4の名品を御持参頂きました。内訳は古備前2、応永備前1、肥後1、山城新刀1でした。
岩田先生、いつも有難うございます。

次回は11月17日(日)午後、市川市文化会館で藤代先生の予定です。
11月2日3日は恒例の大刀剣市です。掘り出し物に出会えますように!

令和6年9月鑑賞会

残暑とは思えない暑さが続く中、刀好きが集う定例鑑賞会が9月15日の午後、市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できました。
講師はつるぎの屋店主の冥賀吉也先生にお願いしました。冥賀先生には残暑厳しい中を長い重い名刀をご持参いただき、絶妙な解説をして頂きました。有難うございます。
次回鑑賞会は10月20日、市川市文化会館で岩田隆先生にお願いしております。奮ってご参加ください。

 

令和6年8月有志勉強会

猛暑が続く8月4日(日)午後、有志持ち寄りによる支部勉強会を市川市文化会館で10余名の参加を得て開催しました。事前にお願いしていた通り有志自慢の愛刀、鑑定あり、
極め・真贋不明、無冠の古刀、新刀、新々刀の計13口の名品、珍品、難品をご持参頂きました。
薩摩新々刀の大小、美濃大小、新刀備前大小、江戸大坂越前、一文字、手掻短刀、金剛短刀です。支部会員の好みもなんとなくわかりますネ。
持ち主が判者を務め、参加者が入札します

。判者は恒例に従って当り、同然、能く、通り、イヤなどヒントを与えます。判者(=持ち主)から見れば典型作でも、
入札者から見れば博物館などで目にする典型作とはやや趣が異なり一の札での当りは少なく、よい勉強会になりました。
入札後は判者が茎を開けて解説します。解説の仕方も色々で姿、地鉄、刃文の順に説明する方、銘と特徴を優先する方、見ればわかるといった簡単な説明で終わる方などいろいろですが、
そこは内輪の勉強会らしく和やかに終始しました。思えば自分の刀でさえうまく説明することは至難であり、また他人の見方も大いに参考になりました。
定例鑑賞会での講師のご苦労が想像できます。改めて感謝です。本日ご参加の皆さん、暑い中有難うございました。

 

令和6年7月鑑賞会

梅雨明け炎暑の7月21日(日)午後、7月の支部鑑賞会を市川市文化会館で他支部の方、見学の方も含め25余名の参加を得て開催しました。7月は例年通り刀装具鑑賞会としており、
今年も尚友会会長 葉山修陽氏に講師をお願いしました。今回は小柄の勉強鑑賞会とし、室町から幕末にかけての、名品約30点を御持参頂きました。永年使用による時代感溢れるものから
未使用に近いものが並びました。葉山先生から鑑賞前の一言として ①先ずは全体鑑賞 ②作り・形状・材料 ③作者鑑定と向かうべきとの訓がありました。刀剣鑑賞鑑定と通ずるものですネ。
また刀装具は後藤家を中心とする関わりがあるので、後藤作品を基軸にその周辺、時代の他金工作品を勉強するのも一案とのことでした。
葉山先生には御多忙また炎暑の中、名品を多数ご持参いただき、かつ貴重なお話をご披露頂きました。改めて御礼申し上げます。
なお8月は定例鑑賞会お休みですが、4日に有志持ち寄りによる勉強会を予定します。参加者は自慢のあるいは極め・真贋不明のお品を一品以上ご持参いただき、
持ち主が判者を務め、皆さんと意見交換したいと思います。9月の定例会は15日(日)午後、市川市文化会館で講師に冥賀先生をお迎えする予定です。

 

令和6年6月鑑賞会

強い日差しが照り付けた令和6年6月16日(日)の午後、6月の支部鑑賞会勉強会を市川市文化会館で20名弱の参加を得て開催したので活動報告とします。
今回は研師の藤代龍哉氏に講師をお願いし、短刀2口、刀3口の名品を御持参頂きました。
総じてみれば今回は地肌にも注目される良い勉強会になりました。
また先生の研磨経験から砥石と刀の硬軟の関係、また地の色の出方についてもご教示頂いた良い勉強会でした。筆者の理解不足によりうまく説明できないことをご容赦ください。
藤代先生、ご参加の皆様 暑い中を有難うございました。
次回は7月21日、小柄を中心とした刀装具の勉強会を予定しております。手袋、ルーペをご持参のうえ奮ってご参加下さい。

令和6年5月鑑賞会

前日の夏日から一転して過ごしやすい5月19日(日)の午後、支部鑑定・鑑賞会が市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。今回も著名な刀剣研究家で日頃からお世話になっている岩田隆氏に講師をお願いしました。重刀を含む五口の名品を御持参頂きました。
今回は時間に余裕があり、同じお刀に対し前半は鑑定、後半は鑑賞になった良い機会でした。個人的には入札後もじっくりと鑑賞する時間があったことが幸福・眼福でした。
岩田先生、いつも示唆・含蓄・理に適う解説を有難うございます。
次回は6月16日(日)午後、市川市文化会館で藤代先生の予定です。支部会員はもとより刀剣にご興味のある方の見学、参加を期待します。

 

令和6年4月鑑賞会

葉桜が目立ってきた令和6年4月21日(日)の午後、4月の支部鑑賞会を市川市文化会館で20余名の参加を得て開催したので活動報告とします。
今回は研師の藤代龍哉氏に講師をお願いし、短刀1口、刀2口、脇差2口の名品を御持参頂きました。藤代先生、ご参加の皆様 有難うございました。
次回は5月19日を予定しております。奮ってご参加下さい。

 

令和6年3月鑑賞会

お天気に恵まれた3月17日(日)の午後、支部鑑定・鑑賞・勉強会が市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。
今回は著名な刀剣研究家の岩田隆氏に講師をお願いしました。特重、重要を含む五口を御持参頂きました。
市川市の広報誌を見て相談の方がありました。当支部では刀剣類の販売、買取はしませんがご相談には出来るだけ対応いたします。
見学ご希望はこちらの準備もあり事前連絡をお願いします。本ホームページのお問い合わせも活用ください。
会員が一人増えました。少し遠方からのご参加です。会員各位のご協力をお願いします。
次回は4月21日(日)午後 市川市文化会館で藤代先生の予定です。

 

令和6年2月鑑賞会

梅便りが届く2月18日㈰の午後、当支部の勉強鑑定鑑賞会が市川市文化会館で20余名の参加を得て開催できましたので活動報告とします。
つるぎの屋店主の冥賀吉也先生を講師にお迎えしました。今回の勉強会に際し、先生は地鉄の勉強になる御刀を選んで下さいました。柾目鍛えは鎌倉の保昌、慶長の国包、新々刀の徳勝、行秀など決して多くはないので、よく覚えておくようご指導がありました。85点が二人出ました。
会の途中、支部ホームページの管理状況の報告と、能登半島地震 被災地支部に対する義援金を協会本部を通じてお届けする旨の議事があり各位の賛同を得ました。
3月鑑賞会は17日午後、いつもの市川市文化会館で岩田隆先生にお願いしております。

 

令和6年1月支部総会と鑑賞会

令和6年1月14日(日)、千葉県支部の年次総会と新春名刀鑑賞会が市川市文化会館で青木支部長、千葉県東部支部長以下二十余名の参加を得て開催できましたので、報告させていただきます。総会では支部の活動方針確認、前年の事業報告・会計報告、新年の事業計画・予算などが審議され、委任も含め満場一致で可決されました。意見交換としては昨年7月に開設した支部ホームページHPの現状と課題がありました。開設目的に対する達成度や費用対効果の観点から暫くは現状維持するも、HPの簡素化、低コスト化を検討することになりました。他支部のHP運営も参考にさせて頂きたいと思います。支部の顧問で協会専務理事の柴原様にもご臨席いただき、協会本部の状況、刀剣博物館で開催中の特別展正宗十哲の盛況ぶりなどをご紹介いただきました。総会後は新春名刀鑑賞会に移りました。協会本部からは石井学芸部長にお越しいただき、重美を含む五口の名刀を御持参頂きました。古一文字と古備前の二太刀、慶長刀、寛永短刀、天保短刀の名品でした。入札後は、石井先生から回答、解説、講評を頂きました。二口の太刀はいずれも鎬筋を超える映りが見られる鎌倉中期以前の作風、慶長は一門の特徴が随所に出た作柄、寛永は裏に倶利伽羅彫のある時代的には少数短刀、天保短刀は重ねが異様に厚くも鎧通しとは異なる出来と新春に相応しい豪華な鑑定鑑賞刀でした。天地人はそれぞれ73,71,70の僅差で入札上位者にはお年玉が出ました。鑑賞会の後は場所を変え、石井先生を囲んでの新年懇親会が四年ぶりで開催出来ました。石井先生には新年早々また特別展で御多忙の中を千葉県支部にお運びいただき有難うございました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
次回は2月18日、次々回は3月17日を予定しております。

令和5年5月支部鑑賞会報告

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